WordPressとは──「自分で更新できる」の意味

前回、CMSの代表格としてWordPress(ワードプレス)の名前を挙げました。
今回は、その「自分で更新できる」という言葉の意味について、もう少し説明していきます。

大企業のホームページから、個人のブログまで使われている

WordPressは、世界的な企業のホームページから、個人が書く小さなブログまで、規模を問わず使われています。
CMSを利用するホームページの中では約60%のシェアを持っています(2026年7月現在)。
オープンソース(誰でも自由に無料で使える公開された仕組み)で拡張性が高いことが、これほど幅広く使われている理由の一つです。

「自分で更新できる」は、更新できる範囲を指すことが多い

「WordPressなら自分で更新できる」と聞くとホームページ全体を自由に触れるように思われがちですが、実際には少し違います。
多くの場合、自分で更新できるのはニュースやブログの投稿、写真の差し替え、パンフレットなどのPDF資料のアップロードといった、決まった範囲の部分です。

デザインやページの構成そのものを変えるとなると専門的な知識が必要になりますので、制作会社や専門家に頼むことになるケースがほとんどです。
「自分で更新できる」内容は、ホームページごとに実は大きな違いがあるのです。

ホームページを新規作成時に、「どこを更新したいか」を決めておく

「自分で更新できる」内容の違いは、WordPressでホームページを立ち上げる際に、どの部分をユーザー(普段更新作業をする人)が更新できる形にするかの設計段階で決まります。
ニュース欄だけを更新できればよいのか、価格表や資料も差し替えたいのか、あらかじめ制作するエンジニアや制作会社へ希望を伝えておくことで、理想のホームページ運用に近づけることができます。

逆にこの希望を伝えないまま任せてしまうと、公開後に「ここは自分で直せると思っていた」というすれ違いが起きがちです。
一度ホームページの作成が完了してしまうと、あとで変更するには時間も費用も思いのほか重くかかりますので注意が必要です。
制作会社に相談する前に決めておくとよいことについては、また別の記事でくわしくお伝えします。

ご自分のホームページではどの部分が更新できるように作られているのか、WordPressのホームページをお持ちの方はぜひ確かめてみてください。