「アノウェブ」は、Web業界15年の”アノ”が、小さな事業のWebのモヤモヤを日常の言葉にほどいていくブログです。制作会社ではないので、売り込みはありません。
ホームページを開いたときに、ブラウザの住所欄(アドレスバー)に小さな鍵のマークがついているのを見たことがありますか?
また、「この接続は保護されていません」という表示があるページもたまにあって不安に感じたことがあるかもしれません。
これは、SSL(通信を暗号化する仕組み。Secure Sockets Layer)が設定されているかどうかを示しています。
今回は、この鍵マークの意味についてお伝えします。
SSLは通信を守る「封筒」
インターネット上でやり取りされる情報は、途中の経路を誰かに覗き見られる可能性があります。
SSLは、その情報を暗号化して、途中で見られても中身が分からないようにする仕組みです。
SSLがない状態はハガキ、SSLがある状態は封書といったイメージです。
ハガキは配達の途中で誰でも文面を読めますが、封書は封を開けない限り中身が見えません。
特に問い合わせフォームやお申し込みフォームでは名前や連絡先などの機密情報のやり取りするため、封書の状態にしておく必要があります。
最近はそのようなフォームだけでなく、ホームページ全ページについてSSL設定をするのが主流です。
「保護されていない通信」と表示される理由
SSLが設定されていないホームページを開くと、ブラウザが「保護されていない通信」といった注意書きを表示することがあります。
これは、そのページがハガキの状態でやり取りされている、という意味です。
とくに問い合わせフォームがあるページでこの表示が出ると、訪れた方が不安を感じます。
ホームページの信頼感に直結する部分のため、注意が必要なポイントです。
今は無料で付けられることが多い
以前は、SSLを設定するために年単位の費用がかかることが一般的でした。
現在は無料で発行できる仕組みが広く普及し、多くのレンタルサーバーで標準の機能として用意されています(2026年7月時点)。
ご自分のホームページのアドレスバーに鍵マークが出ているか、もしくは「保護されていない通信」と表示があるのか、この機会に一度確かめてみてください。
鍵マークの表示が無いのであれば、契約中のレンタルサーバーの管理画面で、SSLの設定ができるかを確認することから始めてみましょう。
