「アノウェブ」は、Web業界15年の”アノ”が、小さな事業のWebのモヤモヤを日常の言葉にほどいていくブログです。制作会社ではないので、売り込みはありません。
以前、ドメインを「ホームページの住所」、そして「借りている」ものだとお伝えしました。
今回は、その続きとして、更新を忘れるとどうなるかを、具体的にお伝えします。
まず、URLを打ち込んでも、たどり着けなくなる
ドメインの期限が来て、更新の手続きをしないままにしておくと、そのドメインは失効します。
失効すると、今まで使っていたURLをブラウザに打ち込んでも、目的のホームページにはたどり着けなくなります。
名刺やパンフレットに書いたURL、検索結果に残っていたリンク、取引先が保存していたブックマークも、すべて意味を持たなくなります。
住所を失うというのは、これだけ広い範囲に影響する出来事です。
一定期間を過ぎると、無関係な誰かが取得できるようになる
失効してすぐに他の人が使えるようになるわけではなく、多くの場合は一定の猶予期間が設けられています。
ただ、その期間を過ぎると、自分やホームページとまったく関係のない第三者が、そのドメインを新たに取得できる状態になります。
以前お伝えした、大阪・関西万博の関連ドメインが第三者の手に渡った例のように、看板を背負ったドメインが、意図しない形で使われてしまうことがあります。
覚えやすいドメインほど、早く狙われる
短い言葉や、覚えやすい言葉のドメイン、以前から検索でよく見つけられていたドメインは、とくに早く狙われやすい傾向があります。
ドメインを専門に収集し、転売することを目的にしている業者や個人もいるためです。
一度そうした形で人手に渡ってしまうと、取り戻すのは簡単ではありません。
買い戻すために、高額な金額を提示されるようなケースもあります。
みんなが欲しがるものほど、早く取られてしまうと考えておいたほうがよいと思います。
自動更新にしておくのが、いちばん簡単な対策
こうした事態を避ける、いちばん簡単な方法は、契約時に自動更新を設定しておくことです。
うっかり更新を忘れるという、単純な理由で住所を失ってしまうのは、もったいないことです。
自動更新を設定していても支払いに使っているクレジットカードの有効期限が切れていると、更新に失敗することがあります。更クレジットカードの更新や、決まったタイミングで新設定と支払い方法の両方が、正しく機能しているかを確かめておくと安心です。
ご自分のドメインの更新設定が今どうなっているか、この機会に一度確かめてみてください。
